マット


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 私がはじめて買ったキャンプ道具は、実はシュラフでした。本来なら、マットを先に買うべきだと、一回でも野宿をしたことがあれば考えるのですが、やはりそういうことが分からずに、ついつい大物を買ってしまった訳です。
 さて、私がはじめて買ったマットは、いわゆる銀マットとでもいうのでしょうか、 典型的なロールマットでした。
 10数年前は、まだアウトドアブームが起きる前でしたので、現在のように、シーズンになるとホームセンターで、キャンプ道具が一式揃うような時代ではありませんでした。で、当然登山専門店にいって購入する訳ですが、今から考えると、ロールマットといえど、そこそこの品質のモノだったと思います。
 私が買ったロールマットは、その後5〜6年使いつづけましたが、基本的に問題は発生しませんでしたが、最近知り合いのために、ホームセンターで同じようなロールマットを購入したところ、数回の使用で、表面 がはく離してきました。やはり、もちは餅屋、ということなのでしょうか?

 だんだんキャンプというものになれてくると、床からの冷気、湿気というものの恐さが理解できるようになりました。そこで購入したのが厚さ1〜2ミリで 、テントのフロア全体を覆えるマットです。
 これも前出の登山専門店で購入したのですが、これは現在でも使用しており、実に10年以上の使用に耐えている事になります。ちなみに、最近同様の商品をホームセンターで購入したところ、一回使用して、たたむときには、もうはく離しかかっていました。

 さて、現在の私のマットですが、ウレタン製のマットを使用しております。
 前出のロールマットのつぎに、インフレータブル(自己復元型)マットと、エアマットを購入したのですが、いづれも数回の使用で廃棄処分となりました。インフレータブルマットは、寝心地は良いのですが、収納性(というかたたむ行為そのものがしんどい)に問題があり、エアマットは収納性は最高なのですが、膨らますのが一苦労なのと、寝心地が今一つだった(もっとも、河原の石がゴロゴロしたところでも、一定の寝心地は確保できます)からです。
 そういった経験を経て、もう一回銀マットを購入しようかとも思ったのですが、それでは芸がないので、カスケードデザイン社の、「Zレスト」というマットを選択しました。
 ウレタン(フォーム)のマット自体は、今となってはそう珍しいものではありません。このマットの特徴はその成形にあります。一定のピッチでヒンジ?があり、ぱたぱたと折り畳むように収納することができます。
 この収納方法の良いところは、巻癖がつかない、力がいらない、そして収納形状に、多少ではあるが自由度がある、という点です。
 マトモにたたむと、ちょうどロールマットと同じぐらいの、15センチ角で、長さ50センチ程の角柱になるのですが、私の場合は、まん中当たりのヒンジを曲げずに、50センチ*30センチぐらいで、厚み7センチぐらいの平板状にして収納しております。こうすると、防水バッグの隙間をうめるのに、都合が良いためです。
 肝心の寝心地 は、まあまあで、値段を考えると、けっこうリーズナブルなのではないかと思います。


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