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EPSONのLocatio(ロカティオ)。 私が初めて買ったPDA。そして、初めてインターネットに触れたのもこのPDAから。メール機能はもちろん、かなり高性能なブラウザを搭載していた。
この タイプは第二世代で、第一世代はDDI pocketのPHSを内蔵していた。たしか定価も10万をこえていたように思う。この世代になって、価格的にこなれたのと(確か8万円台で購入)とりあえず一発屋ではないと思ったので購入。
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このPDAの最大の特徴、GPS。この部分にアンテナを内蔵する。
左の丸ボタンは電源。 |
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表示部分はカラー液晶。今となってはかなり視認性の悪い部類だが、当時としては驚異的な表現力。
この画像は、GPSを起動して衛星を補足、緯度経度、そして高度を計測したところ。右下の同心円は補足した衛星
の位置関係を図示している。 |
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で、その計測した結果を地図上で位置表示する。
この地図データは、東京大阪の都市部を除いて、GPS計測する度にインターネット経由でダウンロードしてくる。また、その専用サーバでGPS情報の誤差修正用のデータもダウンロードできるため、その精度はかなり高い。
このダウンロード作業は、基本的には自動で行われ、設定によっては移動中に地図圏内から外れると、自動的にサーバに接続、地図データの更新も行える。
この専用サーバには、地域のスポット情報や電話番号検索(電話帳に載っている番号なら、ピンポイントで地図表示する)など、ネット接続を標準としたPDAの強みを満載している。 |
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この第二世代から、デジカメ付きモデルが出た。
画素数は10万画素ぐらいだったと思う。当然、メール等に添付して送信することが可能。 |
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デジカメの画像サンプル。かなり発色は悪い。しかし、デジカメで撮影した画像をメールに添付したりする作業はシームレスで、出先からこれぐらいの情報を発信できるのなら、許容範囲ではある。 |
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通信環境の一例。第一世代がPHS内臓だったことからも分かるように、PHSとの親和性は高い。私は画像のデータカード一体型のPHSを使っていたが、P-inなどのフラッシュカード型のPHSならかなりコンパクト。
実際の使用感としてはそこそこのスピードでダウンロードしてくる。ただ、やはりPHSゆえ、市街地でしか使えないのがネック。GPSでのポジショニングというのは、本来人気がない山の中でこそ威力を発揮するのだが...。 |
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ということで、携帯用の接続ケーブルがあれば携帯電話でもOK。ただし、9600bpsの通
信速度は、メールぐらいならともかく、地図データのダウンロードはかなりしんどい。 |