一年ぶりの揃い踏み。というかF650は正味一年乗っていなかったので、キャブのオーバーホールなどいらぬ 出費が。痛かった...。
 平湯に行くのは、今年で3回目。全部同じルートである。
 そのルートの中でもハイライトとも言えるのが郡上八幡から高山にいたる「せせらぎ街道」。その名の通 りせせらぎを右に左にみながら、適度なアップダウンとワインディングを楽しめる。途中に信号も全くないので、交通 量の割に渋滞せず、以外と見通しの効くポイントも多いので、私達みたいな鈍ガメでもそこそこ良いペースで走れてしまう。

 その途中、知る人ぞ知る五平餅屋さんがある。囲炉裏の炭火でじんわり焼かれるそれは本当に美味しい。ごまとみその二種類があり、美味しい漬け物もついてくる。一日の販売量 が限られているのでシーズン中は要注意。
 こんなたたずまい。ここの前の道は真っ直線なので、飛ばす人は見落とすかも。
 道を挟んだ向い側には、山から湧き出す清水がある。とにかくふだんの喧噪を忘れてしまう、のどかな風景だ。
 1時半頃に平湯キャンプ場に到着。テントを起ててから薪と炭を管理棟にて購入。今回は2泊するのだが、二人だけなのでそんなに量 はいらないだろうと言うことで2束買った
 テントサイトはこんな感じ。テントの前にある黄色いタープ(?)は前回の平湯オフでシェイクダウンしたもの。今回は二人なのでどうしても外に置かなければならない荷物も多いので、かなり役にたった。

 今回の平湯キャンプ場、前回訪れた時以上に バイクの数が多かった。やはり乗鞍スカイラインねらいの人が多く、朝方3時頃にエンジンをかける音がそこかしこで聞こえた。
 今回のおもちゃ。
 左からDOCOMOのシグマリオン2、LEDランタン、777円シリーズのハンマー付きナイフ、同じく777円シリーズのLEDランプ付きナイフ。

 シグマリオン2はここでは携帯による接続になるのだが、 微妙に電波が不安定で、初日は画像とテキストのアップロードに成功したが、二日目は接続すらできなかった。
 LEDランタン、ランプ付きナイフは非常に具合がいい。 もちろん絶対光量はないが、テントサイト周辺やテント内で使うには必要十分。
 ハンマー付きナイフはペグ打ちに使った。さすがにステンレスなのでアルミペグの頭が潰れる程強力だが、如何せん「柄」が短いので打ちにくい。しかし実用には 十分供せたので満足。
 ZOUさんから事前に情報を得て、乗鞍スカイラインは、日の出ねらいは止めて夕方から行くことに。
 平湯キャンプ場のすぐ前に、乗鞍スカイラインの渋滞情報が出る電光掲示板があるのだが、15時の時点では「渋滞4キロ」だったのが15時半には「1キロ」に。それを見て出発した。

 実際にはまったく止まることなく頂上付近の「畳平駐車場」へ。しかし凄い人。バイクの数も半端なく多い。
 もう山は秋空。もっともこの2日後には結氷したらしいので、もう晩秋というべきか。
 あいにく夕焼けを見る頃までは居ることができなかったが、本当に良い天気だった。
 バイクの数が多いと、珍車もたくさん見ることができる。これはHONDAのバラデロ。オーナーズクラブのミーティングだろうか?
 他にはR1150GSアドベンチャーもいた。
 2002年のシーズンを最後にこの道をマイカーで楽しむことはできなくなる。

 思えば何度も来たこの地だが、なんとなく感傷に耽ってしまった。ちきん2号との初めてのロングツーリング の時にも訪れている。その時は下界は天気は良かったのだが、このあたりは濃いガスに包まれ、夏なのに体が冷えきってしまって 、白骨温泉に飛び込んだ覚えがある。
 焚き火。そう寒い夜ではなかったが、やはり焚き火の明るさと暖かさは心地良い。
 ちなみにこの焚き火の薪、火はつくのだが、なぜか燃え上がらない。すぐに炭のようになってしまって、面 白くないのだ。
 で、この画像はがんがんに風を送り込んであおりまくった後にとった写真。やらせだ。
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Wanderer with motorcycle
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