自作グリップヒータ(その1)


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 BMW定番装備といえば、昔から「グリップヒータ」が有名。やはり寒い国で生まれたバイクだからでしょうか、古いモデルでもオプションで設定されていたりします。
 しかし、如何せん高価です。アッセンブリで数万円、それにさらに工賃が加わるわけですから、後から追加する時にはかなりの気合いが必要です。

 そんなこんなで、なかなか手をだしあぐねていたのですが、ある日ネットで「お!」というサイトを発見 。手間はともかく、部品代はかなり安く納まりそう。ということで、さっそく肝心要の「フィルムヒータ」を探します。ここで買える様です。

 私の場合、名古屋の大須の第2アメ横ビル内のタケイ無線さんで買いました。450円/枚だったとおもいます。
 裏面には両面テープ、リード線も最初からついています。

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 最初に「BMW定番」と書きましたが、こういうところにもその一端があらわれています。

 車種や年式等によってまちまちらしいのですが、デフォルトでグリップヒータ用の配線取り出し穴がハンドルについているものがあるようで、幸い私のGSも、穴明き仕様でした。

 線を通す作業は多少面倒ですが、ハンドルをはずして中央から左右それぞれのバーエンドへ押し込むようにしてやれば、スムーズに作業出来ます 。

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 左側。グリップをはずすのが一番大変な作業でした(笑)。

 一応念のため、絶縁用テープをヒータの端子部分にあたるところに巻いておきます 。

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 アクセル側。古いモデルはこのアクセルの部品が金属らしいのですが、私のは樹脂製でしたので、ショートに関してはちょっと安心。

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 何かトラブルがあった時に、簡単に取り外しができるようにギボシで結線していきます。

 ちなみに、このヒータは、室温にもよりますが最大50度近くまで発熱するそうです(DC12V使用時)。そのため、グリップゴムを介していてもかなり熱くなります。
 そのため、ハンドルバーに接着する時は、

「手の平に当たる場所(ハンドルの上側)から貼り出していく」

 方がいいようです。私の場合、それでもなお熱いと感じることがあります。
 それと、こうすると端子部分がハンドルの下側、つまりハンドルを握った時に小指の先ぐらいの位 置にきます。この端子部分はけっこう厚みがあるので、ここが上側にくると手のひらに違和感を感じそうで、避けた方が良いような気がします。

 あと、アクセル側は操作した時に、ケーブルが干渉しないかチェックします。


 グリップゴムを戻して完了。これでグリップヒータの基本的な部分は完成。

 試験的にバッテリから直結してみます。....おお!暖かい!成功です!
 主要部品わずか1000円程で、あこがれのグリップヒータが装着出来ました。。

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 グリップヒータの「ヒータ」部分は完成しましたが、いつまでもバッテリ直結というわけにはいきません。ということで、コントロールボックスを作ります。写 真は第一号モデルです。

 スイッチ本体をおさめるケースは、100円ショップのクルマ用灰皿。この時点では、試験しやすいようにシガーソケットを仮装着しています。

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 操作は蓋をあけてします。

 大きなシーソー型スイッチは、BMWの純正グリップヒータ用スイッチ。今回買ったパーツではこれが一番高価 でした。
 その上にある小さなトグルスイッチは、メインの電源スイッチ。これはグリップヒータはもちろん、タンクバッグに引き込む汎用DC12V 電源の開閉をするためです。
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