今回の新兵器、キャンプ用のコット。じいこさんのサイトで知ったアイテム。
組み立て式で、収納サイズは非常にコンパクト。少なくとも私のパッキングにはぴったり。ただし重量
がかなりある(4kg)のと、組み立てが若干面倒(単純ではある)。
しかしながら、その寝心地は意外な程まとも。下が堅い、あるいはでこぼこな床でも全く意に介せず眠ることができる。
さて、ここで私は一晩過ごすわけであるが、ここでちょっと吃驚する出来事が。
22:00頃だろうか、校庭の奥の方から道路の方、つまり私が寝ている側に向かって子供のような声が聞こえて、サンダルで走るようなぺたぺたという足音を聞いた。その音自体はあきらかに現実味のある音だったので、「ああ、近所の子供かな」ぐらいにしか思わず気にしなかった。
が、そのちょっと後に、今度は二人の子供、そう、女の子とも声変わり前の男の子ともつかない感じの声での会話が近付いてきた。
その時もああ、またか、ぐらいにしか思わなかったのだが....
突然一人の影がこちらに近付いてくるのが見え、やおらテントのフレームを掴むと、なんと持ち上げようとするのだ!
びっくりした私はテントの中から
「な、なにかご用ですか?」
と間抜けな質問。
すると向こうも、どうもこの中に人がいるとは思わなかったのか、明らかに動揺した声で
「いえ!何でもありません!」
との返答。
それを受けた私は再びテントの中から
「あ、そうですか、どうもすみません」
等となぜか謝罪してしまう。
結局、その後は何ごとも無く朝まで眠ることが出来たのだが、いったいあれはなんだったんだろう?
テントっていうものを知らない子供だったんだろうか?
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