タイヤはなんとか手配できたのだが、到着するのは翌日の午後。これからどうするか?

 一番無難なのはここまま青森市内に入って、宿をとるなりキャンプするなりして、タイヤ交換できるまでバイクでの移動を最小限にとどめること。が、これだと私が行きたいと思っているところを随分はしょらなければならなくなるだろう。

 そこで、次善の策として採用したのが、蟹田-脇野沢のフェリーにのって、いきなり下北半島に渡って大間崎にいたるルート。これならタイヤへの負担もずいぶん減るし、当初の予定地も全て回れる。

 正直、あとどのくらいタイヤがもつ物なのか見当もつかない。民家もないところでタイヤが逝ってしまったら…と思うとかなり不安だったが 、気付いたらもうフェリー乗り場だった。

 と、ここでさっきのF650GDさんに再会。あまりに早い再会に、お互い吃驚してしまった 。

 フェリーを降りて、一路大間崎へ。

 距離的には70kmほどなのだが、なにせタイヤに爆弾を抱えている。スピードもさることながら、恐くてフロントブレーキをかけれらない。道はきれいなのだけれど、神経を磨り減らせてしまった。

 さて、この大間崎もずいぶんイメージが違った。青い空に夏服の観光客の群れ。それになぜかインディーズバンドの路上ライブ。

 本州最北端が、なぜか南国に思えてきた 。

 ここで、ある食堂に入る。「カモメ食堂」さんだ。

 ここではやんやさんに教えてもらっていた、ここの名物、「大間崎丼」を注文する 。
 出てきたどんぶりは`…もうこぼれんばかりのホタテとイカの山。味付けもすばらしく、満足感のある一品だった。1500円也 。
 大間崎を後にして、今日の宿泊地、薬研野営場に向かう。

 ここはかの有名な「カッパの湯」がある、というのも魅力なのだが、以前にやんやさんサミーさんがいずれも絶賛されていたことも選択の理由だ。

 テントを取りあえず張り、そそくさと「川原の湯」にむかう。ここは地元を紹介するパンフには出ていないのだが、キャンプ場からは一番近い川原の露天風呂だ 。
 さて、ここでついにケロリン号の進水式を行う。たまたま一緒に入っていた人たちもバイク乗りで、笑ってみている。

 で、結果は…前に進まない (汗)。モーターはマブチだったのだが、どうも調子が悪いようだ。

 ということで、記念すべきケロリン進水式はまたもや不調に終わってしまった 。
 キャンプ場はこんな感じ。きれいな芝生の上にテントを張る。
 翌朝、天気が良かったせいもあってか、思いっきり霜が降りていた。

 外に干しておいたケロリンタオル、凍ってないだろうな…と思ってみてみると…

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
Wanderer with motorcycle
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送