温泉を堪能して返る途中、タンデムのフュージョンに遭遇。実は彼等は、十和田湖畔のキャンプ場で知り合った御夫婦で、旦那さんはR1150GS乗り。私がここへくるといったので、追っかけてきてくれたようなのだ。
 八九朗温泉の後は、本当なら八幡平へよる予定だったのだが、前日の八甲田山の様子を考えるととても行く気にはなれず、今回は断念。そのかわり、これまた秘湯中の秘湯といわれる「乳頭温泉」へむかう。

 が、ここも結局断念。というのも、温泉まであと1kmぐらいというダートで、なんと渋滞にはまってしまったのだ。もう温泉目当ての車で林道が動かないのだ。この分だと、当然温泉もイモ洗い状態は必至。あっさり引き返す。

 次に向かったのは、川原毛大滝。ここは川というか滝が温泉なので有名。
 しかし、ここもまた問題が。まだ季節的に入浴に適する状態ではないようで、基本的には夏にくるべきところらしい。
 それでもとりあえず探してみると、なんとか入浴できる湯温の場所を発見。無事入浴できた。でも、本来は豪快な滝つぼに漬かるのがここの本番。次の機会を狙おう… 。
 風呂から出て出発の準備をしていたときに、ふと視界に入った一台のバイク。なにか心に引っ掛かるモノがあったので近付いてみてみると、なんと知り合いのバイクだった!。
 彼がバイクに戻ったところで声をかけると、彼も一瞬息を飲んでしまった。こんな山形の山奥で出会うとは…お互い物好きだねえと笑ってしまった。
 彼と別れてまたソロに戻る。天気予報では今晩当たりから天気が崩れるらしい。これが最後の青空かも。

 この日は鳴子温泉で締めくくる。さすがに凄い賑わい様だったが、バイクの事ゆえなんなく外湯に辿り着く。「滝の湯」だ。
 湯舟は狭いが雰囲気があり、うたせ湯の筋が三筋程ある。これが「滝」なのだろう。
料金は150円。

 この日の宿は、鳴子温泉のすぐ隣の川渡温泉へ渡る橋の下。というのも、今夜は天気が崩れるとの予報だったので、なるべくテントを濡らさずにすむところにしたかったからだ。

 ここがありがたかったのが、すぐ前にきれいなトイレがあったこと。水が使える場所というのは貴重なのだ。

 こんなロケーション。向こうには一面菜の花畑が広がる。橋の下ということを思わず忘れてしまいそうだ。

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Wanderer with motorcycle
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