朝七時半だというのに、もう開門していて、さらにいえば観光バスやら一般 観光客の車がひしめきあっている。いったいなんなんだ、こりゃ。

 気を取り直して拝観料を払い、中に入る。と、目に入ったのがこの看板。「イタコの口寄せ」。

…なんだかなあ 。
 伽藍の外には、有名なケルンの原がある。そこかしこから噴気が漏れ出ていて、風車が風に吹かれてカラカラ…カラスも不吉な泣き声を響かせている…のだが、なんか変。
 やはり、天気が良すぎるっていうのが違和感あるんだろうな。これで夕方や曇り空だったら、かなりびびること請け合いだと思うのだが。

 あと、念のために記しておくと、左上の黒い影は私の指。ディマージュX20は、レンズが極端に片寄っているので、ついついこうなってしまう 。
 この境内の中には、温泉がある。境内のまん中を走る水路は硫黄で真っ白になっているぐらいだから、とにかくどこを掘っても温泉がでるのだろう。
 中はこんなかんじ。。

 好い湯加減。

 この時、たまたま一緒になったおじいさん(なんとこの人、四日市の私のアパートの隣町の人だった)によると、ここに入っておけば死んだ時に湯かんしないでもいいのだとか…

 全然関係ないけれど、このころには随分顔が日焼けしてきている。本当に天気が良いのだ 。

 タイヤに気をつかいつつも、無事恐山から下山して、一路青森市内へ向かう。

 タイヤ到着予定時間が14:00ということで、随分早くついたため、場合によってはパスしようかと思っていた「三内丸山遺跡」に向かう。ここは、数年前に訪れた時には朝早すぎて、資料館もなにも開いてなくってだだっぴろい野原と復元された構造物を眺めただけだった。

 で、ひさしぶりに訪れたそこは…えっ!?何だこの立派な施設は!!

 中に入っていくと凄い人だかり。まあGWだからなあと思って入場料を払うところを探していると…「無料」の文字が。

 これはすごいことだ!

 画像は縄文人の服装のコスプレコーナー。だれも相手にしていなくて、ちょっと可哀想だった。

 資料館にはたくさんの出土品が展示されている。念のため確認すると、写真撮影は自由とのことで、ぱちぱちと撮りまくる。

 なかでも印象的だったのが、これらの土偶。ムンクの「叫び」や、あるいは弥生時代の武人埴輪の表情に通 じる物がある。

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Wanderer with motorcycle
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